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お茶の淹れ方

※おいしく飲むためのコツ

お茶をおいしく入れるコツは、お湯の温度、お茶葉の量とお湯の量の割合、
急須のなかで浸しておく時間、そして注ぎ方等の要素の加減です。
下級のお茶でも出し方ひとつでおいしくなるというのは、この辺にあるわけです。

※つよい香りとキリッとした渋味が欲しい時は熱いぐらいのお湯が必要です。

※やわらかな香りとうまみをお望みなら60℃以下の湯でゆっくり入れてください。

※薄いのを濃くするのはむずかしい、 濃過ぎたらお湯で薄めて結構です。

※一煎目で香り、二煎目で味を出し、三煎目はそのお茶を誉めるのが最良とされます。

お茶の入れ方(3人分)


茶器と大きさ 茶の分量 湯の温度 湯の量 浸しておく時間
玉露 急須
〈100cc)
茶わん
〈40cc〉
大さじ2杯
10〜12g
50〜60℃
(一度沸騰した
ものを冷ます)
60cc
(茶葉にお湯が
かぶる程度)
約150秒
煎茶 急須
〈300cc〉
茶わん
〈100〜150cc〉
大さじ2杯
約10g
70〜80℃
(一度沸騰した
ものを冷ます)
180cc 約90秒
番茶・ほうじ茶 土びん
〈500cc〉
茶わん
〈150〜200cc〉
大さじ山盛り2杯
12〜15g
熱湯
〈100℃〉
400cc 約30秒



※注ぐ時は始めと終わりで濃さが違いますので、少しずつ一通り注いだら
最後に注いだ湯飲みから反対に注ぎ、最後の一滴まで急須にお湯を残さないようにすることが大切です。


※湯冷ましの方法
湯飲み茶碗を使用することで湯温の調整、計量、茶碗を予め温めておくことができます。
湯温の目安としては、90℃位のポットの湯を湯呑に入れ、湯呑が温まると80℃位、
さらにこの湯を急須に移すと70℃位になります。
季節や湯呑によって多少の違いはありますが、湯呑に移すことで5℃〜10℃くらいの湯冷ましができます。